活躍する文理OB!フォトコンテスト優秀賞の写真家 金田剛さん個展開催
T3 STUDENT PROJECT 2020 グランプリ受賞をした本校卒業生の金田剛さんが東京で2月に個展を開催しました。また、3月18日からは以下の写真展へ出展予定だそうです。
『KUMA EXHIBITION 2022』(ANB Tokyo)Part1. 3月18日(金)-27日(日)
⚠︎事前予約制のため、ご来場の際は以下のURLからご予約をお願いいたします。kuma-foundation.org/exhibition2022
金田剛さんプロフィール
1997年新潟県生まれ、東京都在住。東京工芸大学大学院芸術学研究科博士前期課程メディアアート専攻写真領域在籍。作品のコンセプトに関連した緻密なリサーチを元に、架空の出来事や物語を写真によって再現し、リアリティーのあるフィクションを追求している。主な受賞歴に写真新世紀 優秀賞(東京都写真美術館、2020年)、T3 STUDENT PROJECT グランプリ(東京、2020年)などがある。
https://phat-ext.com/story/tsuyoshi_kaneda/
今回は特別に金田さんがインタビューに答えてくれました。
Question①~写真を撮るようになったきっかけは。~
金田剛さん(以下K敬称略):同じ新潟県出身の自然風景写真家、天野尚さんの写真に魅了されて、中学生の時にカメラを手に入れたことがきっかけになりました。天野尚さんはアマゾンの熱帯雨林など世界各国を旅しながら撮影を行なっており、その姿がまるで探検家のように見え、当時強い憧れを抱きました。
Question②~おもに、どのような写真を撮るのが好き(得意)ですか。~
K:作品のコンセプトに関連した緻密なリサーチを元に、架空の出来事や物語を写真によって再現し、リアリティーのあるフィクションを形成することを得意としています。そして、鑑賞者に対して何か壮大な物事を想起させるような写真を目指しています。
Question③~高校生時代にこの進路(大学で写真を学ぶ)に進もうと決めたきっかけは。~
K: 当時はまだ自分の写真に自信が無く、写真家になりたいというよりかは他の写真家の展覧会のお手伝いや写真集の出版に携わる、いわゆる「縁の下の力持ち」の存在になりたいと思い、写真の専門性が高い東京工芸大学の進学を決めました。
Question④~高校時代の写真に関する思い出は。~
K: 高校1年生の時に写真部に入部し、 体育祭や文化祭などの学校行事でカメラマンをやっていました。中でも日本文理高等学校は野球部の甲子園出場が多い学校だったので、阪神甲子園球場まで足を運び、選手を撮影出来たのは今でも良い思い出となっています。
Question⑤~座右の銘(人生で大切にしていることでもOK)は。 ~
K: 最後まで諦めずにやり切るということです。たとえ失敗しても後悔のないように努力すれば、結果として得られるものが多いからです。
Question⑥~今後の進路は。~
K: 大学院修了後は引き続きアーティストとして活動しながら、東京都内の広告制作会社で働く予定です。
Question⑦~高校生の皆さん(文理生)にメッセージをお願いします。~
K: 高校卒業後の進路で芸術・美術系の学校を目指す学生は多かれ少なかれいるかと思います。周りの大人は「普通の学校に行きなさい」とか「それでご飯は食べていけるのか」と心配の声をかけてきます。私は大人の意見に流されて興味のない分野を学びにいくことよりも、自分が最も興味を持てる分野を学びにいくことの方が今後の人生において豊かさをもたらすと考えています。芸術・美術系の学校でも就活支援などが豊富で、卒業後多くの方が現場で活躍されています。芸術・美術系の学校に限らず、精一杯自分が無我夢中で努力できる学びの場を探してみてください。
金田さんのメッセージは進路を考える大きなヒントになるはずです。
本校卒業生である金田さんの今後の活躍に期待しています!!
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